目が覚めたら、天井がグルグル
アラフォーのわたしが坐骨神経痛にひきつづき、自分の心身について考える転機になったのが「めまい」末っ子がまだ1歳くらいだったある朝、起きようとしたら視界がグルグル回って起きられない!むりやり立とうとしたら、よろめいてまっすぐに歩けない!あきらめて目をつぶっても、まぶたの裏がグルグル回る。
そのうちに吐き気に襲われて、よろよろしながらも懸命にトイレにたどりついて嘔吐。ぐったりして部屋に戻っても、ずっと視界はグルグルしていて、その後何度もトイレにかけこみ、吐きつづけ。。。思い出したくもない、地獄のような時間でした。
「肩こりのせいですよ」
ほぼ一日寝たきりで、そのうち何とか落ち着いたけど、数日は満足に動けず。歩けるようになってから耳鼻科に行くと、末っ子を抱いている私にろくな診察もせずに「あなた、赤ちゃんと毎日添い寝しているでしょう?横向きで寝て、ほとんど寝返りも打てないでしょう?肩と首がこって、脳脊髄液の循環が悪くなって、にごって、めまいが起こるんですよ」といわれました。
がーーーーーん・・・つまり、肩と首のコリが原因ってことね・・・そんなにひどくなるまで放っておいたなんて。お客様にはさんざん自分が言っていたことを、自分が言われるなんて。毎日抱っこにおんぶで肩や首に負担をかけていたのも原因でした。
添い寝をやめる
原因がわかってしまえば、対処の仕方はいくらでもわかります。プロですから。ストレッチをしたり、温めたり、動かしたり。暇をみつけては肩こり改善に努めました。そして添い寝をやめました。正確には、やめるように努めました。それまでは子どもと添い寝して横向きのまま一緒に寝てしまっていたのを、頑張って寝ないようにして、自分の布団に戻って上向きに寝るようにしました。この「自分の布団で上向きに寝る」ということが、どれだけ贅沢で、からだに優しいことだったか!!たったこれだけのことが、本当に幸せでした。体調も一気によくなりました。
子どもも大切。でも自分も大切!
子育て中、特に乳幼児のママは自分を犠牲にしてでも子どもに尽くしてしまいがち。だから「子育てするなら若い方がいい」といわれるわけですが、若さと体力で乗り切っても、どこかに無理がきたりします。夢中できづかなくても、どこかに小さなサインがでてきます。「そういえば、この辺が痛いな、重いな、疲れているな・・・」は体から出たSOS信号かもしれません。放っておいて大きな症状になると、私のように動けなくなって大変です。小さなサインを見逃さず、ときにはいたわってあげることが必要だと思います。