とつぜん、足がしびれた・・・!!
その坐骨神経痛は、ある日突然おこりました。次男を幼稚園に送るために、赤ちゃんだった末っ子を抱っこして家の前まででたら、右足の太ももあたりに妙な感じが。うずくような、痛いような・・・なんだこれは??
家の前で幼稚園バスを見送り、冷や汗をかきながら部屋まで戻りました。少し寝てれば治るかな…という期待もむなしく、痛みとしびれはだんだんひどくなる。末っ子がぐずったり、泣いたりするたびに、姿勢を変えるのがとても大変!ちょっとした動きがしたいだけなのに、体がいうことを聞かない!
いまさらわかる、お客様のつらさ
いままでさんざん、坐骨神経痛の人を施療してきた私が、こんなことになるとは…というよりも「みなさん、こんなに大変だったのね(ーー;」と今更のように思う。むかし、大手整体学校の先生が「肩こりも腰痛も、一通り経験しておくほうが良い!」・・・っていってたなあ。。。やっと経験できちゃった、とのんきに思ったり。
結局、レントゲンも取らなかったので、どうなっていたのか実際にはわかりません。しかし、この少し前からそういえば腰が痛かったし、とても疲れていたのです。(ふだんは腰なんてぜんぜん痛くない。)くわえて、赤ちゃんを常に抱っこすることで、骨盤がかなり前傾していたことには自分で気づいていました。もしかすると、腰椎のすべり症とか、ヘルニアだったかもしれません。推測ですが。
師匠に施療を受けに行く
整体師の知り合いも多いし、整体院などたくさんあるけど、ここまで深刻な症状はちゃんと治してくれそうな人にお願いしたいと思い、ひさしぶりにまつのわなり師匠に連絡し、施療を受けました。結果、3回の施療とセルフケアでほぼ元どおり動けるようになり、感激しました。最初は休み休み、びっこを引いて歩いていましたが、1か月後には普通に歩けるようになり、嬉しかったです。自分の学んだ技術はやはりいいものだとも再確認。とても勉強にもなりました。
当時の写真をみつけました
坐骨神経痛になる1ケ月前の写真です。おんぶとだっこによる姿勢の研究をしようと思い撮った写真ですが、骨盤がかなり前傾しているのがわかります。
12年間、つねにこういう姿勢を取っていたので、骨盤が前傾して変調をきたしていたわけです。少しずつ起こる変化は、自分ではなかなか気づきません。そして症状はある日とつぜん出るので、びっくりするのです。
この時のセルフケアはこちら
この時に有効だったセルフケアはこれ。骨盤の前傾には、股関節の内転筋、つまり内腿~おなかの筋肉を伸ばす必要があります。いまやっても効きますが、当時はぎょっとするほど痛くて、よく効きました。