肩こりってつらいよね
パソコンに長時間向かっていたり、子どもをおんぶしたり。日々いそがしく働いていると、いつの間にか肩に重石がのっているかのように重くなる・・・そして首がこったり、痛くなったり。頭が痛くなる人もいるでしょう。肩こりって本当にいやですよね。とりあえず、次の方法で少しでも楽になりましょう。
1、二の腕をほぐしてみる
二の腕をつかんでギュッとにぎってみましょう。どこかに、ツーンとくる場所がないですか?肩こりの人は、たいてい腕がカチカチに固まっています。これをほぐすだけでも肩が楽になるはずです。
2、鎖骨の下をほぐしてみる
鎖骨の下を強めに押してみましょう。ヒャッとなるほど痛かったら、あなたは相当な猫背です。わざと猫背にしみればわかると思いますが、胸の筋肉は猫背になると縮みます。猫背に人は慢性的に胸の筋肉を固めている→こっています。
3、胸とわきの下のストレッチをしてみる
肩こりは、きちんとした肩甲骨の動きができていないことで起こります。ならば動かさなくては!まずはストレッチで筋肉をゆっくり伸ばしましょう。30秒ずつ息を吐きながらゆっくり伸ばします。できれば左右3セットずつ。繰り返すことで効果が倍増します。
でも、なぜこれで楽になるの?
以上3つをやってみて、いかがでしょう?少し肩が軽くなりませんか?でも、また同じ姿勢で仕事を続ければ、きっと元どおりに肩がこるでしょう。それはなぜか?ならばどうすればよいか?
○姿勢が崩れて上半身が緊張状態になっている。→効率の良い姿勢になって作業すればよい。
○同じ筋肉をいつも同じようにつかっている。→たまには休憩を取って、軽い運動やストレッチをすればよい。
ポイントは猫背をなおすことです!
肩がこっている人は、ほとんどの人が猫背です。猫背になると、胸の筋肉と腕の筋肉が縮み、下方向に引っぱります。重たい頭が前にきて、支えるために首と背中が緊張したままになります。つまり肩や首がこった状態になります。血行不良で頭も痛くなるでしょう。
簡単、猫背の治し方
おしりの穴がイスと直角になるように座ります。おしりを左右に動かしたときにイスにあたる二つの骨、坐骨を立てるようにします。すると背骨がすっと立ちますね。顎を引いて、頭を坐骨の上に持ってくるつもりにすると、きれいな姿勢になります。この状態をキープできれば、肩も首も楽ですね。もちろん、長時間の作業をずっとこの姿勢でいることは難しいので、時々休憩時間にストレッチや軽い運動をします。すると筋肉がちゃんと働いて、以前よりもらくになるはずです。お試しください。