実はメイクできません
ギョッとされるかもしれませんが、私はメイクができませんでした。もう40代ですが、なぜほかの人が毎朝メイクをする暇があるのか、理解できませんでした。そんな暇、どこにあるんだろう??顔を洗うだけで精一杯なんですけど・・・
「メイクできない(しない)」というとよく「・・・なぜ??」と不思議そうに聞かれますが、理由はありません。興味がなかっただけです。厚化粧で顔かたちを変えることに、恐怖心があるのかもしれません。
服選びはサイズ重視
服を買いにいくときも「似合う服や色で選ぼう」と思ったことがありません。標準サイズの服が着られない体形(長身なので、袖と裾が足りない・・・)なので「サイズの合いそうな服の中で、マシな方」を選んでいました。「背が高いから、何着ても似合うでしょ?!」とよく言われますが、とんでもない!!着られる服が限られるのに、なんでも着られるなんて、何言ってんだろ??と思っていました。基本、好きなデザインで選ぶと着られないので、興味をなくしたのかもしれません。
「健康美」をうたっているのに・・・
そんな感じで無頓着に生きてきましたが、さすがにもう「このままじゃダメだな・・・」と思い始めました。なにせ、自分のキャッチコピーを「健康美を追及する整体師」なんてつけているのに、顔色が悪かったり目にクマができていたら、説得力ないじゃない!とやっと気づいたわけで。そこで先日知り合った、横浜でメイクとパーソナルカラーのサロンを開いている、鈴木ミキさんに教えてもらってきました。
鈴木さんのウェブサイトはこちら→横浜のパーソナルカラー診断&メイク専門サロン inConcept
ズボラな私でもできるメイクを教えて!
私は「パーソナルメイク」を3日間かけて教えてもらいました。ちゃんと復習してまた別日に教えてもらわないと、自分は面倒になってきっと身につかない!とわかっていたからです^^;骨格や顔のパーツを見て顔分析をしてもらい、なりたいイメージを考えます。私の場合は「健康的で元気なイメージ」さらに「簡単にできるメイク」を教えてもらいました。
欠点は変えられる!!
メイクを教わりながら気づいたのは、「欠点は変えられるんだな・・・」ということ。そして自分がいままでずっと、「生まれ持った資質は変えられない」と思っていた節があること。眉が太くて目が小さいのがコンプレックスでしたが、眉メイクとアイメイクで簡単に変わるんだ!という衝撃(え?知らなかったの??と言われそうですが💦)
硬直マインドセット
ちょうど「マインドセット『やればできる!』の研究(キャロル・S・ドゥエック著 草思社)」という本を読んでいたので、自分が相当な「硬直マインドセット」にあたることも発見。この本では人の心理を「硬直マインドセット」と「しなやかマインドセット」に分類し、その行動や思考を研究してまとめたもの。「硬直マインドセット」は持って生まれた才能や素質は変わらない、と思う傾向にあり、「しなやかマインドセット」は努力や工夫で能力や素質は変えられる、と思う傾向にあるそうです。自分はずっと「顔と高すぎる身長は変えられない」と思い込み、拗ねていたんだな・・・と気づきました。
メイクレッスンで変化が!
メイクレッスンの結果はこちら。左から1日目のノーメイク、1日目メイク後、2日目、3日目。2日目の顔で帰宅したら、子供に怖がられました・・・目力がつくと、別人になってしまうんですね。。。3日目は、雑誌に載っていた和装モデルさんのメイクをお手本にしました。子どもにも怖がられずに済みました^^
似合う色はまさかの・・・
似合う色もまるで見当がつかなったので、メイクだけでなく「パーソナルカラー」も追加してみてもらいました。ずっと「自分は地味だから、秋っぽい枯れたような色が似あうのかな・・・」と漠然と思っていましたが、私には似合うのは「夏」!はっきりした色が似合うなんて思いもせず、いつも地味目な色ばかり選んでいましたが、どうりでパッとしないわけです・・・
summerのパーソナルカラーでメイクいらず?!
私に似合う色を選んでもらいました。パーソナルカラーを身に着けると、顔色がパッと明るくなるそうです。これなら、ノーメイクでも問題ないかも?!ほかにも、似合う服の形やタイプも教えてもらいました。これからは服選びが楽しくなりそうです!(いままでずいぶん、損してたんだなあ・・・)
「キレイで不調のない自分」に近づこう!
今回、似合うメイクと色を教えてもらい、本当に楽しく、勉強になりました。「自分も捨てたものじゃないな」と思ったり、キレイに写真を撮ってもらうのが嬉しかったり。要するに、自分がなりたいイメージに近づけることの嬉しさですね。わたしも姿勢をきれいに整えて、かつ健康にする仕事をしていますが、それも「キレイで不調のない自分」に近づけること。自分も皆さんに、たくさんの喜びを与えてあげたいな、と改めて思いました。inConseptの鈴木さん、どうもありがとうございました!