「胸よりおなかがでていませんか?」
昔、こんなキャッチコピーがありました。「胸よりおなかがでていませんか?」たしか下着のCMだったと思いますが、ドキッとする人多いのでは?私も相当ドキッとしました。全体にはやせているのにおなかだけ出ている、ウエストを測るとがっかりする・・・当時真剣になやみ、腹筋トレーニングを毎日やるぞ!と決意しては続かず。「きっと胃下垂なんだな」とあきらめていましたが、骨盤力を学んで実践してからは、あきらめることはない!とわかりました!
3秒でひっこめるコツ
結論から言うと、骨盤の位置を整えて猫背をやめるだけで、自然とおなかは引っ込みます。正しい姿勢を維持しようとすると、自然に腹筋に緊張感が生まれるのです。逆に言えば、腹筋がしまっていないと美しい姿勢になりません。
左の写真、たしかに胸よりおなかが出ています。でも注目すべきは「反り腰」と「猫背」。骨盤を前傾させ猫背になって姿勢のバランスをとっています。しかし、骨盤の位置を正し、猫背をやめると、右の写真のように変わります。おなかだけ引っこめたわけではないのです。
骨盤をつかうと、腹筋が自動的に引き締まる!
ためしに骨盤を正しい位置にしてみるとわかります。イスに座り、坐骨(坐面にあたる、ごつごつした骨)がイスに垂直になるように座り、肩を後ろ回しにします。ゆるんでいた腹筋に力が入り、引っ込みますね。このちょっとした緊張感が、ウエストを引き締めるコツです。立っているときも座っているときも、いつでもこの緊張感を忘れなければ、ウエストは勝手に引き締まってくれます!
左はおしりをずらし、腹筋を緩めた姿勢。(ソファーでくつろいでいる姿勢もこれ)右は骨盤を正しくさせた姿勢。いつもこの姿勢を続けられればいいわけです。
3分で元に戻る→股関節の硬さかも?
「でも、3分で元に戻るよ・・・」という方は、おしりの筋肉が硬くなっている可能性があります。根気よくストレッチを続けると、股関節が柔らかくなり、よい姿勢を続けやすくなってきます。ズバリ、その方法を学ぶのが「セルフ骨盤力実践塾」の講座なのですが、とりあえず簡単なストレッチをご紹介。片足を膝の上にのせ、背筋をできるだけまっすぐにしたまま体を倒します。おしりの筋肉が気持ちよく伸びるように、左右30秒ずつ、息を吐きながらやってみましょう。
このストレッチを時々行い、骨盤の正しい角度を定着させれば、美しい姿勢は手に入るでしょう。
骨盤を正しく使うことが大切
骨盤を正しい位置にすると、自然におなかに緊張感が生まれ、引き締まってきます。体を上手に使えるようになり、痛みや疲れが減ってきます。そして、気になるほうれい線を薄くする効果も!正しい姿勢=健康美。「自分は正しい姿勢ができているのかな?」と思ったら、ぜひ骨盤力診断を受けに来てください!簡単に足腰に力が入る不思議、90分で体験できます!